中学生のころエアチェックしたカセットテープでYMOを聴く
新年あけましておめでとうございます。本年も当ブログ「ハイレゾで行こう!」、兄弟ブログ「シンセな日々」「HandsOnIT」をよろしくお願い申し上げます。
年末にオーディオ再生装置の大幅な変更をした。最大の違いは、パイオニアのAVアンプ「VSA-919AH」と、それに接続していたスピーカー8台がなくなったことだ。VSA-919AH、ヤマハのスピーカーNS-10MペアとYST-SW800は、息子の机に2.1チャンネル再生装置として移動した。
それに伴い、自分の机ではローランドのFM-186がメインのプリアンプとなり、そこにGenelec 1031A(フロント)、1029A(センター)、Dynaudio BM14S(LFE)、Behringer B3031A(サラウンド)を接続した。
メインのプレーヤーはOppo Digital BDP-103。アナログアンバランスで5.1チャンネルを出し、それをFM-186の「6ch BUS IN」に入れた。その入力つまみと「MASTER」出力つまみだけで操作できるので簡便でよい。LEDのレベルインジケーターが6チャンネル分あるのも良い。
パソコンの音は主にローランドUA-S10から出す。4チャンネル分はバランス、2チャンネル分(サラウンド)はアンバランスで接続した。UA-S10の仕様上、仕方ない。
他は、コルグMR-2000Sをアンバランスでつなぎ、パッシブセレクターを介してソニーのMDデッキMDS-PS2とオンキヨーのカセットデッキK-505FXをつないだ(上の写真)。
MDとカセットを1031Aで再生するのは初めてである。MDS-PC2の再生音は、少なくとも初回は、キンキンしていると感じた(後はそうでもなくなってきたが)。K-505FXで再生するカセットテープの音は、なめらかさがあり「けっこうハイレゾ」と思わせる。中学の時にエアチェックしたと思われるYMOのライブなどを聴いて楽しんでいる。
録音当時はデジタルオーディオというものが使われていなかったから、録音経路はすべてアナログのはず。今回の接続ではカセットテープからスピーカーまでの間にデジタル回路がないので、それがなめらかな感じに寄与しているのかもしれない。
設定をあれこれしながら、新システムに少しずつ耳を慣らしていこう。
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