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urb

2018年3月21日 (水)

SACD: urb「afterdark」

20180321a_urbafterdark

SACD: urb「afterdark」
Sony Music Japan International Inc. SICP 10020 2005年
SACD/CDハイブリッド、ステレオ2チャンネル
2018年3月にヤフオク!で購入、1円

懐かしさ
楽曲 ★★
演奏 ★★★
録音 ★★
購入満足度 ★★★

いろいろと考えさせられる1枚。ドラム、ベース、ギター、キーボードというリズム隊にトランペットとサックスを加えた6人編成。ジャンルで言えば、ジャズかソウルだろうか。

アナログマルチを使ってDSDマスタリング。PCMじゃないぞ、というのは、まあ、わかると言えばわかる。その気持ちは。

ジャケットの写真がストリートぽいので、もっとやんちゃな音を想像していたのだが、音はクール、きっちり、すっきり、まじめ、きれい。解説を読んでも真剣さや、勉強しているであろうことが伝わってくる。でも、だからつまんないんだろうな、きっと。もっといい子っぽいファッションにした方が、音と合致したのではなかろうか。

ライブだと、もっとかっこいいのかなあ、とも思う。ライブでかっこよくて、スタジオに入ると借りてきた猫状態になる、というのは、時々あると思うからだ。ジャズのライブで感動してその場でCD買ったら駄作だった、ということもあった。ドンカマ入れると音が死んでしまう人というのもいる。

このディスクの音は、ちょっと普通ではない。NS-10M+YST-SW800でVSA-919AHの補正をかけたもので聴くと、中域が足りない。ベースとハイは聞こえるんだけど、中域の、一番大切な部分が物足りない。ハイファイなんだろうけど、うーむ、という音。ところが、VSA-919AHからオーラトーン5Cに通すと、低域と高域が消滅し、いいバランスで聞こえたりする。5Cに切り替えて良くなるなんて、滅多にないことである。

テーマにフェイク入れ過ぎ。メロディが訴えてこない。オーソドックスなジャズにしたくないとの思いが、オーソドックスなジャズの縛りをまざまざと感じさせる。Weather Reportや渡辺貞夫は、オーソドックスなジャズをとことんやったという自信に裏打ちされている。渡辺香津美は、おそらく「俺はギター弾いてるけど、それがジャズかどうかはどうでもいいわ」と思っているのだろう。カシオペアやザ・スクエアはジャズをやっていると思っていない。フュージョンやってると思ってるんじゃないだろうか。

ジャズをやるということは、偉大な先人に押しつぶされる、ということなんだよなあ。悲しいけど。

かけておいて嫌な感じはないし、よく聞けば退屈でもない。BGMとしては悪くない。欠けているものはなんだろう?と考えさせられる。ジャズが好きな人なら、入手してみる価値はあると思う。

H2

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