SACD: Threesome(Marlene、吉田次郎、クリヤマコト)「Cubic Magic」
SACD: Threesome(Marlene、吉田次郎、クリヤマコト)「Cubic Magic」
Sony Music Japan International SICJ 10001 2016年
SACD/CDハイブリッド、ステレオ2チャンネル
2018年11月にヤフオク!で購入、1200円
懐かしさ | ★★★ |
楽曲 | ★★★ |
演奏 | ★★★ |
録音 | ★★★★ |
購入満足度 | ★★★ |
2015年10月14日にソニーミュージックスタジオで、2チャンネルDSDレコーディングされたという。1日で11トラックを録音しちゃうんだから、腕の良さは大したものだ。マイク2本というわけではなく、24チャンネルのミックスができるようになっていたらしい。アナログ卓だろうか。
50代の私にとっては、知っている曲だらけである。My Favorite Thingsは映画のテレビ放映でも見たし、自分のバンドでもやったことがある。Left Aloneも、So Whatも弾いたことがある。Spinning Wheelは、「ブラスロック」という言葉に興味を持った時に、家にあったレコード(コンピレーションっぽいものに入っていた)でオリジナルを聴いた。キースジャレットのケルンコンサートもレコードで聞いた。まあ、このメロを覚えているかというとそうでもないが。
そんなわけで、ジャズボーカルのディスクはあまり買わないし聴かないのだが、このディスクは楽しめている。
音はいい。「Mysterious Shorter」に通じるものを感じる。まあ、あっちはミックスなしのサラウンドで、こちらはミックスありだけれど。
これからの録音というものを考えると、やはり、DSDかな、と思う。自分で録音するにあたっても、今は96kHz24ビットPCMなのだが、少しずつ、DSD化したいと思っている。アナログのコンプとEQをセットアップすればいいだけで、特に機材を買い足す必要はないのだが、どうも腰が重い。PCMの録音ラインを残すかどうかなど、悩みどころもあるし。
トラック11ではシンセが鳴っていると思うのだが、これはだれが弾いているんだろう?
そうそう、歌詞があって、日本語訳があるのもいい。こういうところで、手を抜いてないのが素敵。
軽い気持ちで、うちのステレオセットでかけてみたいな、と思う方にオススメ。聴きごたえがある、とか、ショッキング、とかいうディスクではないけど、きれい。
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