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Simone Young

2020年3月 9日 (月)

SACD: Simone Young/Philharmoniker Hamburg「Johannes Brahms Sinfonie Nr. I」

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SACD: Simone Young/Philharmoniker Hamburg「Johannes Brahms Sinfonie Nr. I」
OehmsClassics Musikproduction GmbH 2010年(録音は2007年3月11日、12日) OC 675
SACD/CDハイブリッド、サラウンド5.0チャンネル、ステレオ2チャンネル
1~4を含む3枚を2019年8月にヤフオク!で購入、2580円

懐かしさ ★★
楽曲 ★★★★
演奏 ★★★
録音 ★★★
購入満足度 ★★★★

シモーネ・ヤング指揮、ハンブルグ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による、ブラームスの交響曲第1番である。ヤングとハンブルグ・フィルの組み合わせで、ブラームスの交響曲1~4番、ブルックナーのゼロ~9番のSACDを買いそろえたのだが、なかなか聞く気にならず、棚のこやしとなっていた。

今回、よし聞くか、ということでブラームスの1番を出してきた。49分46秒のディスクで、最初に全曲通しで聞いた時はけっこう疲労し、映画館で映画1本観賞するより骨が折れると思ったが、何度もかけているうちに次第に慣れ、BGMとしてかけておけるようになった。人間、何にでも慣れるものだ。

第4楽章の主題は頭の中にあった。あー、これかー、というのはちょっぴり感動であった。この交響曲を通しでまじめに聞くというのは、私の人生の中では初だと思う。

ブラームスはこの交響曲を書くのに21年をかけたという。ベートーベンの交響曲に負けないものを、という気持ちで取り組んだのだという。その甲斐あってか、ブラームスの1番は、「ベートーベンの10番」と評されたという。がんばったんだなぁ、と感心する。そのくらいの情熱を持って音楽に取り組めたらいいなぁ。

演奏の評価をできるだけの見識を私は持っていないが、悪くはないと思う。

録音は、SACDの価値を十分に訴求してくるものだと評価する。何より嬉しいのはサラウンドであることで、これはやはり、CDにはない価値だ。DSDであることに価値があるかというと、なめらか感があると私は思うが、微差であるとも言える。フロアノイズはよく抑えられている。音量差もほどほどに収まっていて、BGMにできる。響きも適度。録音にケチをつける部分はない。

5.0チャンネルである点は注意が必要だ。サブウーハーの音がないので、フロントLRに中低域の再生能力がないと、がっかりな音になりかねない。我が家のAVアンプVSA-919AHをマルチで使う場合のフロントLRはNS-10Mなので、これでは力不足。フロントをBM14S+1031Aに差し替えて聞いている。センターとリアはVSA-919AH経由である。

自室でこれだけの音が聞けるというのは、やはり嬉しい。演奏会に行くのは金も手間も時間もかかる。演奏会に行ったとしても、その演奏を聞けるのは1度だけだ。何度でも聞けるのはやはり、パッケージ化された音楽の良さである。

SACDは、クラシック音楽を愛好するファンの間では、ある程度生き残るだろう。願望も含むが。

H2

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