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Art Lande

2019年10月31日 (木)

SACD: Art Lande「While She Sleeps, Art Lande・Piano Lullabies」

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SACD: Art Lande「While She Sleeps, Art Lande・Piano Lullabies」
BLUE COAST RECORDS 2008年 BCRSA 2012a
SACD/CDハイブリッド、ステレオ2チャンネル
2019年10月にヤフオク!で購入、800円

懐かしさ ★★
楽曲 ★★★
演奏 ★★
録音 ★★
購入満足度 ★★★

ファウンダー&プロデューサーであるCookie Marenco氏の序文を引用しよう。

「This recording may make you feel as if your head is 'inside' the piano. It is truly a masterful example of key control and pedaling for those that are pianists. I have recorded my piano hundreds of times in the past, always using enhancements like EQ, reverb and other effects. Jean Claude, my co-producer, and I chose not to enhance the piano sound in any way for this release.(この録音はあなたに、あなたの頭がピアノの中にあるように感じさせるかもしれない。鍵盤のコントロールとペダリングの、マスターフルな例である。これがピアニストだ。私は私のピアノを過去に何百回も録音してきて、いつも、イコライザーやリバーブなどのエフェクトによるエンハンスメントをしてきた。このリリースでは、副プロデューサーであるJean Claudeと私は、ピアノの音をエンハンスしないことを選んだ。)」

「The intimacy of Art's playing, the character of the 1885 Steinway and the magic of friends together makes this an incredible moment in time.(Art Landeの親しみに満ちた演奏、1885年スタインウェイのキャラクター、そして友人同士によるマジックが、この途方もない時間を作り出した。)」

「We're happy to be able to share this with you.(これをあなたと分かち合うことができて、私たちは幸せだ。)」

ということで、このディスクは素晴らしいピアノソロを素晴らしい録音で届けることを狙ったものであるわけだが、私の感想としては、まず、古いスタインウェイだからいいってことはないと思う。オンマイクで録音するのは概論としては賛成だが、このディスクでは、ダンパーペダルを踏んだ時にダンパーが弦から離れて弦が振動する音があまりにはっきり入っており、正直、スネアのブラシかスナッピーの音のように聞こえて、落ち着かない。スタンダード曲はメロディのリズムが大きく変えられて、違和感がある。

ということで、議論を呼びそうな音だなこれは、というのが私の感想だ。チャレンジとしてはユニークである。再生環境によって大きく音が変わるディスク、とも言えるだろう。分析的に聴かなければ、気持ちのいいララバイである。

H2

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