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溝口肇

2017年1月22日 (日)

SACD: 溝口肇(Hajime Mizoguchi)「the origin of HAJIME MIZOGUCHI」

20170122a

SACD: 溝口肇(Hajime Mizoguchi)「the origin of HAJIME MIZOGUCHI」
Sony Music Direct(Japan) MHCL10099 2012年
SACD/CDハイブリッド、ステレオ2チャンネル
2016年7月にamazon.co.jpで購入。1219円

 

懐かしさ ★★★
楽曲 ★★★★
演奏 ★★★★
録音 ★★
購入満足度 ★★★★

チェリスト、溝口肇のベスト版。トラック1の「世界の車窓から~soundscape of 2012」は新録音で、それ以外は1986年から1992年までの7枚のアルバムから選曲されている。トラック1はハープとセロのデュオで、これは文句なく美しい。さすがSACD、DSDという音。音の立ち上がりから余韻まで、たっぷり楽しめる。

で、残念なのが、トラック2以降で音質が下がる感じがあること。トラック2の「そら、そこに空~You Are There」は1989年のアルバム「PRECIOUS」に収録されていたもので、23年の差があるから、同じ音にならないのは仕方ないのだけれど、それでも、トラック1の高音質に慣れた耳でトラック2を聴くと、残念な感じが否めない。

あと、溝口肇の代表作が「世界の車窓から」であるのはまあそうなんだけれど、私が溝口肇が好きなのはその暗さというか重さである。オリジナルアルバムでは、複数の曲で暗かったり明るかったりを制御していてそれが絶妙なんだけど、ベスト版にすると、制御が不十分で、一部をつまみぐいしたような違和感が残る。

そんなわけで、溝口肇のCDを最初に買う人にとって、このCDはお買い得だとは思うけれど、これが溝口肇の実力だと思われると、ちょっと残念かも。溝口肇のファンが買うなら、トラック1を聴けるだけでも幸せだろう。私はファンなので、それで★4つ。

溝口肇はセロを弾くかたわら、バンドではキーボードを弾いていたらしい。今でも、かなりの部分は自分で打ち込んでいるのではないかと思う。シンセ弾きとしても勉強になる。低音の量感がけっこう豊かであることが、私の好みと合っていて、聴いていて落ち着く。私にとって、お手本になるミュージシャンの一人である。

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