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2021年6月 2日 (水)

SACD: Fredy Kempf/Bergen Philiharmonic Orchestra/Andrew Litton「Rhapsody In Blue」

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SACD: Fredy Kempf/Bergen Philiharmonic Orchestra/Andrew Litton「Rhapsody In Blue」
BIS Records AB BIS-SACD-1940 2012年(録音は2011年)
SACD/CDハイブリッド、サラウンド5.0チャンネル/ステレオ2チャンネル
2021年5月にヤフオク!で購入。1200円

懐かしさ ★★★
楽曲 ★★★★
演奏 ★★★★★
録音 ★★★★★
購入満足度 ★★★★★

SACDなどの音楽ディスクを購入すると、家のプレーヤーにかけて再生して、意図したものを入手できたのかどうか確かめる。プレーヤーにSACDなどと表示され、マルチチャンネルのものがマルチチャンネルで再生されていることを確かめたらOKだ。通常はそこで再生をやめて、戸棚に置いてくることが多い。

このディスクは引き込まれて最後まで聴いてしまった。73分56秒あるディスクを、である。当たりのディスクと言える。

フレディ・ケンプは英国生まれのピアニストで、母親は日本人であるという。写真を見ると、確かに日本の血が入っているように思われる。現在は独ベルリン在住らしい。

ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団はノルウェーのベルゲンに本拠を置くオーケストラ。長い歴史を持つという。アンドルー・リットンは米国ニューヨーク生まれの指揮者で、2003年から2015年までベルゲン・フィルハーモニーの音楽監督兼首席指揮者を務めた。

このディスクは2011年にベルゲンのグリーグホール(Grieghallen)で録音された。ピアノはスタインウェイ。96kHz/24bitのPCMで録音され、サラウンドは5.0チャンネルに仕上げられている。

驚かされたのは音の良さだ。残響の質と量が絶妙。ダイナミックレンジも絶妙で、弱音が聞きづらいことがなく、強音はバシッと来る。ティンパニやオーケストラヒットがここまで気持ちよく鳴るディスクはちょっと記憶にない。

現在再生している環境は、プレーヤーがOppo BDP-103、そのアンバランス出力をローランドのミキサーFM-186に入れ、フロントがGenelec 1031A、センターが1029A。リアはフロアノイズが気になるなどの理由で、BehringerのMDX2000を介してBehringerのB3031A。今回は使っていないが、LFE(Low Frequency Effect)はDynaudio BM14Sである。

あー、サラウンドいいなあ、と思う。

PCM録音なので、DSD録音のものに比べると少しギザギザした感じがしなくもないが、それでもいい音。ガーシュインをこんないい音で聞けるなんて、感激である。

ガーシュインの音楽は、それほど真面目に聞いたことがあるわけではない。Hooked On Classicsというレコードが流行した時に、吹奏楽部で演奏し、その時にはそのレコードも借りてきて聴いた。ラプソディ・イン・ブルーが入っていた。

ただ、その後私はジャズ、フュージョンを志向していた時期があり、ジャズの開祖の一人と言えるガーシュインは、ずっと意識の中にはあった。

ジャズは、デキシーランド、ビッグバンド、コンボ、ビバップ、フリー、フュージョンなどと展開してきたわけだが、今改めてガーシュインを聞くと、私たちはみな、ガーシュインの手のひらの上で踊ってきたのかもしれないと思う。ガーシュインは偉大だ。I Got Rhythmがガーシュインの曲だったことは、今回初めて知った。

ガーシュインは米国を代表する作曲家の一人である。その後ジャズは大きく育ち、ヨーロッパでも人気を博し、アメリカ発の音楽を世界に印象付けた。ジャズはアメリカのクラシックとなりつつある。そのことは、ガーシュインの音楽を聞けば、自然なことであると理解できるのではないだろうか。

譜面に書いてあっても、ジャズはジャズである。

このディスクは、根を詰めて向かい合っても楽しめるし、BGMとして流しても楽しめる。5.0チャンネルの再生ができる方はぜひ聴いてみていただきたい。

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