SACD: The Manhattan Transfer「The Christmas Album」
SACD: The Manhattan Transfer「The Christmas Album」
Sony Music Entertainment Inc. 1992年(SACD化はおそらく2001年) SIGP 11
SACD、ステレオ2チャンネル
2020年7月にヤフオク!で購入、1780円
懐かしさ | ★★★ |
楽曲 | ★★★ |
演奏 | ★★ |
録音 | ★★ |
購入満足度 | ★★ |
マンハッタン・トランスファーを初めて聞いたのは、中学か高校の頃に聞いていたFMラジオのジャズ番組だったと思う。1987年のクリスマス休暇は、米国に留学していて大学の寮が閉鎖されるので、仕方なく日本人の友人と二人で米国を旅していた。ロサンゼルスにいた時だったろうか、マンハッタン・トランスファーのライブに行けそうだったので誘ってみたが、友人は興味がなく、一人でどきどきして行った。細かいことは覚えていないが、米国でポピュラー音楽のライブに行くのは初めてで、大変にどきどきしたように記憶している。
マンハッタン・トランスファーのCDはベスト版を1枚持っているが、それは今聞いても楽しめる。
で、期待して上のSACDを買ったのだが、これは期待はずれだった。
たぶん、デジタルマルチトラックレコーダーで録音したのだろう。音にうるおいがない。高域がきつくて、しゃりしゃりしている。人の声もバックのオケも、なめらかさが損なわれている。演奏も、スピード感、楽しさに欠ける。全般にテンポの設定が遅い。速いところがないと、ゆっくりがゆっくりに聞こえない。
夏に購入して今一つと思い、12月に聞き直したが、やはり今一つである。季節要因ではなかったようだ。
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