2021年12月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

カテゴリー

« SACD: 宮本笑里(Emiri Miyamoto)「dream」 | トップページ | CD+DVD-Audio: Dream Theater「Dream Theater」 »

2020年7月19日 (日)

SACD: Wynton Marsalis(ウィントン・マルサリス)「Hot House Flowers(邦題:スターダスト)」

20200719a_wyntonmarsalishothouseflowers

SACD: Wynton Marsalis(ウィントン・マルサリス)「Hot House Flowers(邦題:スターダスト)」
Sony Music Entertainment Inc. 1984年 SRGS 4568
SACD、ステレオ2チャンネル
2020年7月にヤフオク!で購入、1780円

懐かしさ ★★
楽曲 ★★★
演奏 ★★★
録音
購入満足度 ★★

ソニー「PCM-3324」の音が良くない。硬い、細い、薄い。余韻が正しくない階段状になっている気がする。そう思えるのは、SACDフォーマットで聴いているからだろう。

PCM-3324はソニーが1984年に量産を開始した(ソースはこちら)、24チャンネルのデジタルマルチトラックレコーダーである。当時のカタログ(こちら)には「Tomorrow's Technology Today」と書かれており、最先端技術を駆使した機器であることがうかがえる。

今回紹介するディスクの背面には、あー、これはLPレコード用のジャケットだな、と感じさせる、とんでもなく字が小さい写真が使われているのだが、そこには「Recorded Digitally on Sony 24 Track PCM 3324 Digital Recorder」と記されている。

確かにノイズレベルが低い。それは認める。でも、アナログマルチトラックレコーダーを使ったと思われる他のディスクと比較すると、このディスクは、CDの音っぽく聞こえる。

PCM-3324のサンプリング周波数は44.1kHzまたは48kHzで、量子化ビット数はカタログには記載されていないが、「DIGITAL I/O Serial format, 1.53M bits/sec.(fs=48KHz) or 1.41M bits/sec.(fs=44.1KHz)」という記載があるので、おそらく16ビットであろうと思う。マルチトラックレコーダーがCDレベルだと、どうしてもCDっぽい音になる。当たり前である。

当時としては、ローノイズだし、今っぽい先端の音だし、ということでPCM-3324を選んだのだろうけれど、今となっては、惜しい。高域が、20kHz程度でばっさり切られている気がしてならない。

マルサリスの演奏も、正直、もう一つという気がする。

マルサリスは、正解がある音楽、例えば、オーソドックスなジャズや、もしくはクラシックにおいて、みんなの頭の中にある正解をすべて満たした上で、プラスアルファを加える才能において図抜けていると思う。ただ、このディスクはストリングスを加えたジャズという、境界的なものなので、皆の考える「正解」が今ひとつ定まっていない。となると、マルサリスは通常と違った意味で「クリエイティブ」にならざるを得なかったのだろうし、その挑戦心は素晴らしいと思うけれど、彼の得意な分野ではなかったのかもしれない。

音がよかったら、印象変わったかもしれないなぁ。

H2

« SACD: 宮本笑里(Emiri Miyamoto)「dream」 | トップページ | CD+DVD-Audio: Dream Theater「Dream Theater」 »

Wynton Marsalis」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« SACD: 宮本笑里(Emiri Miyamoto)「dream」 | トップページ | CD+DVD-Audio: Dream Theater「Dream Theater」 »

「ハイレゾで行こう!」検索