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2019年1月24日 (木)

SACD: 佐藤允彦(Masahiko Satoh)「佐藤允彦プレイズ富樫雅彦#3(SATOH Masahiko plays TOGASHI Masahiko #3)」

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SACD: 佐藤允彦(Masahiko Satoh)「佐藤允彦プレイズ富樫雅彦#3(SATOH Masahiko plays TOGASHI Masahiko #3)」
ewe records 2005年 EWSA 0102 (TGGS-70)
SACD/CDハイブリッド、ステレオ2チャンネル
2019年1月にヤフオク!で購入、1711円

懐かしさ
楽曲 ★★★★
演奏 ★★★★★
録音 ★★★★
購入満足度 ★★★★

このシリーズは、#2と#3を同日に購入し、それらを聴いた後で無印(#1)と、ORIGINを購入した。シリーズものではあるが、1枚1枚にはっきりした特徴がある。#1は、富樫雅彦が書いてきた曲を残そうというコンセプト通りのもの。#2は、#1の後に富樫がさらに曲を書いたというもの。フェンダーローズのソロも、#1になかった新機軸として取り入れられている。

#3は、「今回は『ドッシャメシャなリーフも聴きたい』という富樫さんの要望である」(佐藤)だ。曲名の横に「<F>」と書かれているのは、フリーフォームの略である。#1と#2が全体としてバラード調であるのに対し、#3は、よりスピーディである。#1で昔、#2で今の心情を語り尽くし、そう言えば、まだやってないことがあったよな、というのが#3と言えるだろう。

#3の最後の曲の解説で、「富樫さんが作曲に使っているR社のエフェクトリック・ピアノは独特の音色で、彼はそれがお気に入りなのである。録音はフェンダー・ローズ。これも一世を風靡した音色だが、やはりR社のとは違う。富樫宅で弾いたイメージを再現するのは難しい」と佐藤は書いている(#1と#2では富樫が曲目解説をしているが、#3とORIGINは佐藤)。これは、このアルバムでのやり残し、であろう。

そのやり残しをアルバムにしたのがORIGINである。私は「R社のエレクトリック・ピアノ」はRMI Electraかと思ったが、それははずれで、実際は、ローランド(Roland)の「HP-900L」であった。これについては、ORIGINの記事を書く際に触れることにしたい。

#2は、ピアノとローズの音が、#1はピアノの音が素晴らしかった。#3は、少々落ちる。ディケイもしくはリバーブが少し小さく、ボディ(音の本体部分)の響きの豊かさがあまり感じられない。スタジオもエンジニアも同じなのに、どうしたことだろうか。

考えられる理由は、(1)#3では速いパッセージが多く、ペダルを踏んでいる時間が少なく、何も変えていないのだが、音が変わって聞こえる、(2)曲と演奏に合わせて、何かを若干微調整した、(3)すべてをマルチレコーダーに録音したため、音が変わってしまった、だろうか。

#1は「DSD Recording」である、と書かれている。「本作品は収録時に演奏を直接、DSDレコーダーにダイレクト2tr録音したマスターを使用しています」である。うん、潔い。

#2は「DSD Recording」(収録時からDSDレコーダーを使用したマスターを使用しています)と、「DSD Mixing」(アナログまたはデジタルのマルチチャンネル・レコーダーから、直接DSDにミックスダウンされたマスターを使用しています)、の両方が表示され、どの曲がどちらであるかについては言及されていない。#2にはアコピとローズとチェレスタが重なった曲があり、それは当然オーバーダビングしないと作れないので、それについては、DSD Mixingでも仕方ないだろう。

#3は、「DSD Mixing」(アナログまたはデジタルのマルチチャンネル・レコーダーから、直接DSDに変換されたマスターを使用しています)である。#2の説明文と、微妙に文言が違うのが興味深い。

やっぱり、マルチを使うと、音が若干やせるのかな、と思う。

現代音楽、またはフリー・ジャズを聴かない人は、ちょっとなじめない可能性はある。私は、高校の文化祭でフリーを演奏した人間なので、親しみを感じるけれども。

H2

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