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2018年7月21日 (土)

Naxos Music Libraryで音楽を聴く

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Naxos Music Libraryを、近所の公共図書館のパスワード貸し出しで利用できるというので、試してみた。最初に使った時は、一体これで何を聴けばいいんだろう、と思った。結婚行進曲のいくつかを聴いてみて、色々な人が作っていること、色々な演奏があることを学べた。楽しかったが、でもまあ、もう一度聴くかというと、どんなもんだろうか。

しばらくして「Zawinul」で検索してみた。Zawinul作曲の演奏がいくつか出てきて、バードランドはあまりに当たり前であまり楽しくなかったのだが、それ以外の曲を演奏しているものは多少なりとも驚きがあり、それらが収録されているアルバムを、通しで聴いてみている。

Viktoria Mullovaの「The Peasant Girl」は素晴らしい。即興がなくても、これはジャズじゃん、と思った。即興がジャズの本質であるとは、もはや言えないのではないか。ウェイン・ショーターが言っていた、ジャズとは「へい、お前にこれができるかい?」である、という定義が、しっくりくるように思う。

Elisabeth EngdahlとThomas Gustafssonによる「Saxophone and Organ Recital」は、オリジナルの楽曲と演奏には及ばない。ZawinulのシンセとShorterのサックスのデュオは、他で聞けない至高の一品である。ただ、EngdahlとGustafssonが、ZawinulとShorterのデュオに感銘を受け、まねてみたその試みは買う。まねることだって、なかなかに難しいと思うからだ。EngdahlとGustafssonが書いた楽曲とその演奏はそれなりに良いものだ。

Helmut Jasbarの「Live at the Havana Guitar Festival」は、Jasbarの楽曲が中心なのだが、おそらくアンコールでZawinulの「Mercy, Mercy, Mercy」を演奏している。泣ける。アルバム全体としても、悪くない。

Naxos Music LibraryはおそらくCD仕様の音源で、ハイレゾではない。でも、かなり、いいと思う。楽しめる。アルバム全体を通して聴けるのがよい。ブックレットをPDFで読めるものもあり、それは大歓迎である。音が途切れることもないわけではないが、なかなかのシステムである。

配信で聴くか、CDなどのパッケージで聴くか、難しいところだ。

配信で聴くと、「これを買ったんだよ!」というきっかけがない。いつでも聴けるさ、と思いがちである。CD棚を眺めて、おお、そういえばこれ買ったんだっけ、というのもない。新しい音楽を聴くのには少し勇気が必要なところがあって、それが得られるかどうか、考えどころである。あと、人に貸してあげることはできない。人にプレゼントもできない。

でも、Naxosのおかげで、これまで聴いたことがなかった作曲家、演奏家を知ることができた。感謝している。

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